今回は1月中旬~2月上旬、
小寒からは「寒の入り」といわれ、一年で一番寒いと言われる時期。
この時期に銘にできる言葉を集めてみました。

(二十四節気では「小寒」「大寒」のころ)

寒の水(かんのみず):冬の季語

小寒と大寒の期間を寒といい、この時期の水は薬になるといわれるほど、力が宿っていると信じられていたようです。
寒の入りから九日目は「寒九」と呼ばれ、効果が増すといわれた時期。
この日に降る雨は「寒九の雨」といい豊作の兆しとされます。

深雪晴れ(みゆきばれ):冬の季語

「み雪」はもともと雪の美称。
深く積もることもあるので深雪という字をあてているうちに、深く積もった雪をさす言葉になったそう。
大雪が降り積もった翌朝、からりと晴れるのが深雪晴れ。
穏やかであたたかい日も多いといわれる、輝きに満ちている美しい景色。

蝋梅(ろうばい):冬の季語

最も寒い時期に香り高く咲く蝋梅。
年明けに咲く花の1つです。
蝋細工のような淡い黄色の花びらが特徴です。

氷の声(こおりのこえ):

冷え込みがことさらに厳しい時、氷が張りつめる音ともいえないような音。
それを「氷の声」といいます。
他にも「霜の声」「雪の声」と、昔の人は凍てつく冬にさまざまな声を聞いていたようです。

春隣(はるとなり):冬の季語

大寒も終わりに近づいた頃の季語。
どんなに寒くても大寒の次は立春。
寒さがこたえる真冬の時期にも、かすかな春の予兆に目を向け、あたたかな季節に思いを馳せます。

他にも、寒牡丹・琴弾鳥・七草・ 波の花 など

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茶杓とは?

茶杓とは茶道で使う道具。茶器に入ったお茶をすくって、お茶碗に移すときに使います。

お茶道具には、お茶碗や茶杓などに銘がついてるものがあります。
お茶会などで使われる道具には大体銘がついています。
作者の想いだったり、道具の形に由来していたり、季節のものだったり。

お稽古では、銘を自分で考えてつけます。
これは季語や和歌に歌われるような言葉や、禅語を覚えるための良い練習になります。

季節のことば・季語などの参考書籍

季節のことばなどについては、以下の書籍を参考にしています。
いくつか見てみましたが、おすすめのものを紹介します。

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さまざまな季語の本がありますが、「二十四節気と七十二候の季節手帳」は、きれいなイラストと、書かれていることばの解説が丁寧なので好きな本です。

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「茶の湯の銘大百科」はその名の通り、百科事典としてお茶をしている人なら手元に置いておくと参考になる書籍です。
五十音順、月別、道具別、四季別と、銘の引き方も多く、ぱらぱら見ているだけでも美しい日本語を知れて勉強になります。
高価ですが、それだけ本当にたくさんのことばが載っているのでおすすめです。

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