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【仲秋】9月中旬〜10月上旬につかえる茶杓の銘(季節のことば)

今回は9月中旬〜10月上旬、
ようやく暑さがやわらいで、風が気持ちよくなり過ごしやすくなるこの時期に、銘にできる言葉を集めてみました。

(二十四節気では「白露」「秋分」のころ) 

  

月露(げつろ):秋の季語

月露とは文字通り月と露のこと。また、月の光が映った露のこともいいます。
月と露、どちらも秋の季語です。
ちょうど仲秋は月がもっとも美しいといわれる時期。
露とは、待機中の空気が冷えて大気中の水蒸気が地物の表面に凝結した水滴のこと。秋の頃には花草についた露がいっそう清らか感じます。

鶺鴒(せきれい):秋の季語

背が黒く、黄・白などの色彩がはっきりして目立つ鳥。
尾をたえず上下に動かしながら水辺を動きまわる、かわいらしいあの鳥です。
河原の石を尾でたたくので、「石たたき」ともいわれるようです。

菊の香(きくのか):秋の季語

秋の花の代表である菊の花。
菊は香りがよいので、その香りを賞していいます。
菊がつく言葉は、秋によくうたわれます。
菊の雫:菊にやどる露のこと。この露を飲むと長寿を得るとされました。
菊日和:菊の花が満開のころの日和。そのころは空気も澄んで、爽やかで菊の香もしみとおるようです。

萩の錦(はぎのにしき):秋の季語

萩の花が美しく一面に咲いている様子を錦に見立てていう言葉。
萩はマメ科ハギ属の小低木の総称。夏から秋、紅紫色または白色の蝶々のかたちの花をたくさん房のようにつけ、のちに莢を結びます。
万葉集でも花の中では一番多く詠まれていて、秋の七草の1つに挙げられます。

稲妻(いなずま):秋の季語

雷の閃光。
空中で電気が放電するときにひらめく光が、空を駆け走る状態をいいます。
もともと稲妻は、稲の夫(つま)という意味。
昔は雷が稲をはらませると思われていたので、こう呼びました。
実際、雷の多い年は豊作だといわれます。
歳時記では、雷は夏、稲妻は秋の季語になっています。

他にも、曼珠沙華・十三夜・秋の宵 など

茶杓とは

茶杓とは茶道で使う道具。
茶器に入ったお茶をすくって、お茶碗に移すときに使います。

お茶道具には、お茶碗や茶杓などに銘がついてるものがあります。
お茶会などで使われる道具には大体銘がついています。
作者の想いだったり、道具の形に由来していたり、季節のものだったり。

お稽古では、銘を自分で考えてつけます。
これは季語や和歌に歌われるような言葉や、
禅語を覚えるための良い練習になります。

季節のことばを学ぶおすすめの書籍

本記事内で紹介している季節のことばなどについては、以下の書籍やWikipediaなどを参考にしています。

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さまざまな季語の本がありますが、「二十四節気と七十二候の季節手帳」は、きれいなイラストと、書かれていることばの解説が丁寧なので好きな本です。

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「茶の湯の銘 大百科」はその名の通り、百科事典としてお茶をしている人なら手元に置いておくと参考になる書籍です。
五十音順、月別、道具別、四季別と、銘の引き方も多く、ぱらぱら見ているだけでも美しい日本語を知れて勉強になります。
高価ですが、それだけ本当に多くのことばが載っているのでおすすめです。

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