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初夏の花・紫陽花
日本原産の落葉低木で、花材としては江戸時代から用いられてきた歴史のある花です。
江戸末期、ドイツ医師のシーボルトがヨーロッパにアジサイを持ち帰りました。
それを品種改良したものが現在の「西洋アジサイ」です。
もともとは日本原産のものがヨーロッパに渡り、品州改良されて逆輸入された形です。
雨に濡れると花びらの色が変わり、梅雨時の風物詩ともいえるアジサイ。
土壌の酸度によって色が異なり、酸性の日本ではブルーが多く、アルカリ性のヨーロッパではピンク系になります。
アジサイは球状のものだけでなく、円錐状のものや個性的な形のものなど形状もさまざま。
小さな花が集まっているようにみえますが、実は花びらに見える部分はガクです。
英名の “Hydrangea” は、ギリシャ語で “水の器” という意味です。
アジサイについて
植物分類 | ユキノシタ科 アジサイ属 |
原産地 | 日本、東アジア |
和名 | 紫陽花 |
別名 | 七変化・手毬花 |
英名 | Hydrangea |
出回り時期 | 通年 |
開花時期 | 初夏(6-7月) |
花色 | ピンク・青・紫・白・緑 など |
アジサイの花言葉
咲き始めから花色がどんどん変化することから「移り気」「浮気」
花色のクールな印象から「冷酷」
花期の長さから「辛抱強さ」という花言葉がつきました。
移り気 |
冷酷 |
辛抱強さ |