目次
鮮やかな大輪の花、アマリリス
花名は、古代ローマの詩人ウェルギリウスの「牧歌」に登場する美しい羊飼いの少女の名前「アマリリス」に由来しています。
太く長い茎の先に、花茎10~20cmほどのユリに似た華やかな花を咲かせます。
1本でもインパクトがあるため、鉢植えや切り花として利用されています。
存在感のある大輪を咲かせる品種の他にも、少し小さめで細やかな花をつける品種や、花びらが細かく先端の尖った「スパイダー」という品種も人気です。
大輪系に花色の鮮やかなものが多く、花束に使うと華やかですね。
他にも、一重咲きや八重咲き、花びらにストライプ模様が入った品種もあります。
また、花色も多様で、近年ナチュラルカラーの緑や茶色も登場しています。
また、最近では上向きに咲くものや、八重咲きになるもの、秋から冬に咲くものなども出回っています。
つぼみのものを購入すると比較的咲くまでに時間がかかり、長時間楽しめます。
半耐寒性球根植物で、春植え球根の代表種。
こぶし大の球根は成長が早く、4月に植えると1ヶ月後には開花します。
アマリリスについて
植物分類 | ヒガンバナ科ヒッペアストルム属 |
原産地 | 南アメリカ |
和名 | ジャガタラ水仙 |
別名 | ナイトスターリリー、バーバドスリリー |
英名 | Amaryllis, Knight star lily |
出回り時期 | 12月-7月 |
開花時期 | 初夏(5-7月) |
花色 | 赤・ピンク・白・紫・緑など |
アマリリスの花言葉
誇り |
輝くばかりの美しさ |
おしゃべり |
自尊心・虚栄心 |
アマリリスの花名は「牧歌」に登場する美しい羊飼いの少女の名前に由来しています。
花言葉は「牧歌」が由来のものと、その花姿に由来するものがあります。
大きな花を横に向かせて誇らしげに咲くので「誇り」。
楽しいおしゃべりが大好きな少女のような花姿から「おしゃべり」という花言葉があります。